闇
いつも私には
光
ずっと私には
もう少し幼かったら
闇だけの私に
光だけの誰かが
逢いに来てくれるって
信じていたのに
でもちょっと遅かったから
闇だけの私には
誰も逢いに来てくれないことくらい
わかるようになってしまった
「神なんていないよ」
君はそう言うけれど
私はこう答える
「神様はいるよ」
そしてふと考える
神は意地悪だと。
君に伝える
「神は不公平だ」
・・・と。