やだ


こんな自分嫌いだ


そんな風に思ってた。


でも


そんな自分を好きだ


そう言ってくれる人がいた




雨に濡れて


風に吹かれて


道をはずれて


夢に捨てられ


近づいては駆けてゆく


時間の群れを


馬鹿のように


唯追いかけて


それでもその先に


俺の進むべき道があるなら




それでもその先に


追いかけるべき光があるなら




暗闇にのまれて


消えて無くなりそうな


俺のこのちっさな心も


誰かの心を照らせるなら




俺は今日も歩くよ






前を見つめて、




歩くよ。