死についての詩をけっこうかいてきた。
でも最近ふと死を感じてたまらなく恐くなる。
今こうして私が生きていることに
意味は全くないんじゃないか。
私が死ぬと、私が生きていた跡はどこにもなく
最初からいなかったかのように
「翔」は忘れさられ、
ついには無に帰してしまうのではないだろうか?
その無というものが一番こわくて
死とは無なんじゃないだろうか。
このこわさはどうにもうまく表現できないものである。