この世の中は


心底矛盾した


意味のわからない世の中であるのに



自分の考えていること


思っていること


感じていることは



唯のくだらない理想論で


現実からするとまとはずれな


希望的観測であるかと思うと



たまらなく恐くなる



みなこんな風に考えてなお


この虚構の日々に身を投じているのか


それとも果たして


こんなことを考えているのは私だけなのか?



自分がなぜ生きているのか


こんな理不尽な世の中で


生きるほどの理由が私にあるのか


そもそもこの心の中の空虚感は


いずれ私を蝕み



ついぞは、唯の暗闇へと変えてしまうのではないか?



嗚呼、お前は、



この世界に



何の疑問も感じないというのか!