星屑の町 零れ落ちる光り


まっくらな夜空を 美しく照らし出す




あの星の光りは 僕らが生まれる前から生きてるんだね




そんな台詞を表情一つ変えずにいえる君が


すごく羨ましく輝いて見えて


君は僕のことを美しいというけれど


僕は君と居ることで自分の汚さを思い知ったりして




僕は寂しさに涙する君を


抱きしめるくらいしか出来ないけど


満天の星空の下 へたくそな歌を唄うくらいは出来るよ


遠く昔の空から光りを投げてくる星の


ちょっと怖くなるような無音に


慰み程度だけど対抗できるくらい


声を張り上げて 君の心に僕の叫びが届くように




ねえ ほんとに 君の目に僕は映ってるかな?


僕はときどき怖くなるんだ


君の見てる僕は 君の見えない目に映った


偽りなんじゃないかって




そうして暗闇に飲み込まれた僕らは


どうして生きているんだろう


なんて


そんなくだらないこと考えながら




僕は今も君の隣にいるよ。