目を開く

そこは一面の闇

あらわれた

白い一匹の鹿

何も見えないそこで

鹿のはなつ光のみが

白く輝く

鹿の残す光の雫を

追いかけて 追いかけて 追いかけて

ついたのは小さな泉

もう鹿は見えないけれど

そこに見える小さな泉

泉がうんだその水が

美しいまでに透き通り

闇のさなかに光ってる

やっと見つけた帰り道

迷路みたいな闇の中から

やっと見つけた帰り道


さぁゆこう どんなに傷ついても

さぁゆこう 何が恐ろしくても

僕を待ってる僕のため

あの白い鹿にならなくちゃ